2024年01月29日
2023年12月からスウェーデンリーグに参戦し、1月の全日本卓球2024に臨んだ西康洋(日野キングフィッシャーズ)。
男子シングルスには1回戦から出場し、3回戦では元全日本ベスト8の龍崎東寅(三井住友海上)に3-0で快勝。続く4回戦では昨年のランカー(ベスト16)でスーパーシードの坂根翔大(関西卓球アカデミー)と対戦した。
パワーのあるフォアドライブを武器とする両者の対決は激しい打撃戦となったが、西がパワードライブを連発して2ゲーム先制。
しかし3ゲーム目に4-0とリードした場面からレシーブで2本ミスし、そこから流れが坂根に移る。その後も各ゲームとも競ったが、台上でペースをつかみきれなかった西がゲームを奪うに至らず、2-4での敗戦となった。
●男子シングルス4回戦
坂根翔大(関西卓球アカデミー) -1、-8、8、9、3、8 西康洋(日野キングフィッシャーズ)
「一戦一戦をしっかり戦おうという気持ちで大会に臨みました。4月のビッグトーナメントではギリギリ勝っていた相手で、出だしは思い切って上からガンガンと攻めることができたのは良かったです。ただ、途中から相手のサービスに対応できずに敗れ、悔しいですね。
全日本後には、また3月までスウェーデンに戻って試合です。スウェーデンでのプレーはプラスなことしかない。すべてが初めての経験で、ひとりで生活することもメンタル強化につながっているし、卓球だけに集中する生活を社会人になって経験することができて、刺激的な日々です。
社会人になってから、自分で考える力がついてきたと感じます。またスウェーデンで足りない技術を身に着けて帰りたいですね」(西)
持ち味のダイナミックなフォアドライブに加えて、バックハンドでもより攻撃的に相手を押していくプレーで、ラリー戦での強さを発揮した西。スウェーデンでは技術面だけでなく多くのものを身に着けて、一回り成長して帰ってきてほしい。
ラケット:ウーゴ ハイパーアクシリウム
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両面ラバー:ジキル&ハイドZ52.5
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