2024年06月19日
韓国卓球協会は、パリ五輪の男子の3選手を本日6月18日に発表した。男子はすでに混合ダブルスで世界ランキング2位につけ五輪出場資格を得ていた林鐘勲(パートナー申裕斌)以外で、世界ランキング上位を代表とし、同13位の張禹珍と、21位の趙大成を代表とした。趙大成はXIOM契約選手であり、彼自身初のオリンピック出場となった。
21歳の趙大成はアジア競技大会などの大きな国際大会への出場はなく、パリ五輪が初のビッグゲームとなる。ホープス、ジュニア時代から「韓国の次代のエース」と言われていた趙大成は、高校生の時、2018年全韓国選手権の決勝に史上最年少選手として進み、注目を集めた。
2022年には国際大会で9回も入賞し、同年卓球協会最優秀選手賞(MVP)を受賞した。先週まではシングルスの世界ランキングで安宰賢の2個下の25位だった。
しかし、先週終わったワールドテーブルテニス(WTT)スターコンテンダーのリュブリャナで準決勝に進出し、決勝トーナメント1回戦で敗退した安宰賢を抜いて劇的にオリンピック代表となった。