
2025年06月23日
去る6月17日〜22日にスロベニアの首都・リュブリャナで開催された「WTTスターコンテンダー・リュブリャナ」で、XIOM契約選手のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)が男子シングルスで優勝した。3回戦では高承睿(チャイニーズ・タイペイ)に1-2、準決勝ではA.ルブラン(フランス)に0-2とリードを許しながらも自信を失わず、見事に逆転勝ち。
決勝では、2024年パリ五輪の銅メダル決定戦で完敗を喫していたF.ルブラン(フランス)を4-2で下し、優勝の栄冠を勝ち取るとともに、過去の苦い記憶を完全に消し去った。
大会最終日の6月22日は奇しくもカルデラノの29歳の誕生日。ダブルでハッピーな1日となった。
カルデラノの優勝後のコメントは次の通り。
「決勝の戦いは非常にハイレベルでした。私たちふたりとも素晴らしいプレーをしたと思います。メンタルの強さも試された試合で、ほとんどすべてのゲームが2ポイント差で決まりました。勝負どころでの1ポイントを取れたかどうか、という細かな部分が勝敗を分けたのだと思います。フェリックス(ルブラン)は素晴らしい選手で、彼が勝っていてもおかしくない試合でしたし、もしそうなっていたとしても、祝福できる結末だったと思います。だからこそ、この勝利をとてもうれしく思っています」
PHOTO:WTT