
2025年07月29日
2025年4月のワールドカップを制して以降、揺るぎない強さを見せ続けているブラジルのエース、ウーゴ・カルデラノ。今回は、母国ブラジルの隣国・アルゼンチンのブエノスアイレスで行われた「WTTコンテンダー ブエノスアイレス」に参戦したが、トップランカーが不在ということを差し引いても、まさに別格という勝ちっぷりでの優勝を飾った。
1回戦では地元アルゼンチンのフエンテスを3–0、2回戦ではポルトガルのアポロニアを3−1、準々決勝ではタイペイの廖振珽を3−0、準決勝では日本代表の篠塚大登を3−0、決勝では今大会好調で勝ち上がってきた元全日本王者の及川瑞基を4−1で退け、1度も複数ゲームを奪われることがないまま、難なく戴冠。
かつては、一度歯車が狂うとなかなか修正できず、格下の選手に苦戦したり取りこぼしたりすることもあったカルデラノだが、もうそんな面影はどこにも見当たらない。流れが悪い時には悪いなりにパワーをセーブし、コントロールとディフェンスを大事にしてプレーできる。そして、相手にスキが生じたと見るや、一気呵成の攻めでアッという間に試合を決めてしまう。
このコンディションをキープし、さらに心技体を磨き上げた先には、どんな未来がウーゴを待っているのか。ファンとしては、次のビッグゲームが待ち遠しい限りだ。(PHOTO:WTT)
ウーゴ・カルデラノ フォア面使用ラバー
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