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母国凱旋で最高のショーを魅せたウーゴ
WTTスターコンテンダー フォズ・ド・イグアス

2025年08月07日

母国凱旋で最高のショーを魅せたウーゴWTTスターコンテンダー フォズ・ド・イグアス

決勝はゲームオールの大熱戦
ブラジルの観衆を熱狂させてV

 つい前週、「WTTコンテンダー ブエノスアイレス」の男子シングルスを制したウーゴ・カルデラノ。2週連続の参戦となった「WTTスターコンテンダー フォズ・ド・イグアス」(2025年7月30日〜8月3日)では、地元ブラジルの熱狂的なファンの前で最高にシビれるパフォーマンスを見せつけた。

ウーゴの活躍を後押しした地元ブラジルの熱狂的ファンたち

 初戦の2回戦、続く3回戦をいずれも3-1で無難に勝ち抜くと、準々決勝では日本の宇田幸矢、準決勝では韓国の呉晙誠に連続でストレート勝ちし、悠々と決勝に進出。迎えた相手は、ドイツのドゥダだった。

得意の両手打ちバックハンドも披露するなど、卓球の魅力を存分に表現したカルデラノ

 決勝にたどり着くまでに落としたゲーム数がわずかに1と、今大会絶好調のドゥダとの試合は白熱の好ゲームに。ゲームカウント3-1と優勝に王手をかけたカルデラノに対し、ドゥダも怒涛の反撃で3-3として、勝負の行方はファイナルゲームへ突入した。

難敵ドゥダをゲームオール8本でねじ伏せたカルデラノ。歓喜で床に仰向けに

 だが、そこは地元ブラジルでファンを悲しませるわけにはいかないと、カルデラノが千両役者ぶりを発揮。気力・体力を振りしぼって最後のポイントをパワフルなフォアハンドドライブで決めると、会場は興奮のるつぼと化した。

母国ブラジルのスーパーヒーローとなっているカルデラノ。今大会でまたファンを増やしたに違いない

 卓球後進国とも言える母国ブラジルに、卓球文化を根付かせたいという理想を掲げるカルデラノ。その夢の実現に向かって、またひとつ着実な足跡を残した大会だった。(PHOTO:WTT)

ウーゴ・カルデラノ フォア面使用ラバー
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