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ウーゴ・カルデラノが貫禄の準優勝
WTTチャンピオンズ マカオ2025

2025年09月19日

ウーゴ・カルデラノが貫禄の準優勝WTTチャンピオンズ マカオ2025

決勝は王楚欽に敗れたものの
独創的なプレーで観衆を魅了

 去る9月9〜14日に中国・マカオで開催された「WTTチャンピオンズ マカオ2025」で、ウーゴ・カルデラノ(ブラジル/XIOM契約選手)が準優勝の好成績を上げた。カルデラノは1回戦で安宰賢(韓国)、2回戦でチウ・ダン(ドイツ)、準々決勝でフランチスカ(ドイツ)を連破。

フランチスカ戦では気迫をみなぎらせて戦ったカルデラノ

 準決勝では中国選手2人を倒して勝ち上がってきた絶好調のリンド(デンマーク)を一蹴して、危なげなく決勝に進出した。相手は王楚欽(中国)。4月のワールドカップ決勝で勝ち、5月の世界選手権決勝で敗れ、2025年の対戦成績が1勝1敗となっている最強のライバルとの対決は、世界中のファン待望のマッチアップとなった。

時に穏やかな笑顔も見せながらプレーを楽しんだ今大会のカルデラノ

 1ゲーム目は互角の立ち上がりから、カルデラノが8-6までリードしたが、終盤は王楚欽の地力が勝り、逆転で先取される。2ゲーム目は序盤の2、3本差が詰められず、カルデラノが連続で落とす。3ゲーム目は0-4のビハインドから7-5とひっくり返したものの、終盤に再逆転を許した。4ゲーム目は王楚欽の猛攻を止められず、残念ながら0-4での敗戦となった。

今大会は非常に充実していた王楚欽(右)に敗れたが、次回以降のリベンジに期待

 強者同士の戦いでは、時としてちょっとしたコンディションの違いや運・不運が勝敗を分ける。今回は王楚欽に風が吹いたが、次はカルデラノも黙っていないだろう。世界トップのヒリヒリする舞台で活躍を続けるウーゴのこれからに、注目と期待を続けたい。

(PHOTO:WTT)

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